CORROCOAT NEWS
海水システムの海生物繁殖と着生防止に大きい効果

発電所の海水取入れ口のバケットスクリーン(日本)


発電所が抱える問題の一つに貝類や海生物との戦いがあります。
これは火力・原子力を問わずに日本中発電出力低下に直結の発電所が持つ問題です。製鉄所や石油化学業界、そのほか大量の海水を使うプラントでも同様の問題を抱えています。
海水取入口から放水路に至るまでそのシステムの機器類や管路にムラサキイガイ、フジツボなどの貝類、多種類の海藻類が群生することによる被害は甚大です。海水流量の減少による復水器の冷却能力の低下(発電出力低下に直結)、循環水ポンプの負荷の拡大は最も大きな問題の一つです。
 従来、海生物繁殖防止する効果とコストに満足できる対策がなかったため、定期的にきわめて多量の労力と費用を投じて巨大な量の海生物の除去、回収、運搬、産廃処理が繰り返されてきました。
 一方、海生物防止対策として多様な試みが進められています。例えば、シリコン系や亜酸化銅系の防汚コーティング、ベリリウム銅版の管内への張付けなどがありますが、防汚効果、施工性、保守性、環境への影響、価格等で難点があり、問題解決に至っていません。

コロコートは、こうした状況を鑑み、R&Dに取り組み、バイオフォウル(Biofoul)を開発しました。

熱交換器の腐蝕・電飾問題を解決&チューブの長寿命化

発電所、ガス、石油化学、船舶など多様な熱交換器(日本)  
発電所のタービン蒸気を水に戻す大型復水器の多くは、海水冷却であるため、管板と水室の海水腐蝕が深刻です。冷却水として清水の使用もありますが、そこでも管板と交換チューブの材質が異なることで生じる電触(異種金属接触腐蝕)が避けられません。液化天然ガス(LNG)をガスに変換する気化器、冷凍機の冷媒を凝縮する凝縮器、油冷却器など多様な熱交換においても、腐蝕、電触、エロージョン等の問題が起こります。これらは適正なコーディング処理で完全に解決できます。既に生じた腐蝕箇所を修理修復することも難しくありません。