業種

電力会社（国名：チェコ）

対象設備

排煙脱硫設備

対象機器

吸収塔約200℃エリア有り

施工年月

2004年5月

施工範囲

吸収塔内部他社コーティング施工域

使用材料

上部高温域：コロセンXT
下部域：ポリグラスVEF

施工方法

■グリットブラスト処理SISSa2-1/2（SSPC SP10相当）
■上部高温域コロセンXTコーティング施工：170㎡
■下部域ポリグラスVEコーティング施工：400㎡
■コーティング膜厚：1.25㎜以上（ドライ膜厚）
■施工面全域ピンホール検査

コーティングの特徴・採用理由 etc

■吸収塔内部の既設コーティングは3年間使用で酷い損傷となる。
■特に吸収塔上部のガス高温域（約200℃）で損傷大。
■ユーザーは、更新前のコーティング（エポキシ）に代わる、高温腐食環境に最適なコーティングを熱望。
■採用されたコロセンXTは
①高温条件で適用できる耐薬品性能を備えたコーティング材。
➁常温硬化型ビニルエステル＆ポリウレタン結合のハイブリッドコーティング材。
■ポリグラスVEFはコロセンXTより高温限界は低いが、卓越した耐薬品性能を持つ。

施工後の評価 etc

■コーティング更新後18ヶ月の運転で満足な結果を確認。
■他の吸収塔への採用を具体化。